万能レンチで高精度トルク管理を実現!生産・検査工程の効率化に
サービス範囲 | ご相談・ヒアリング → デモンストレーション → 見積提示 → 導入支援 |
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業界 | 半導体装置メーカー(実績) ロボット・建機メーカー |
内容
施工内容 STRwrenchによる締結作業の効率化・品質向上
【Before】
製造現場では、締結作業の品質管理は非常に重要です。特に、半導体装置やロボット、建機などの精密機器では、トルク管理の徹底が求められます。しかし、従来のトルクレンチでは、作業者によるトルク値のばらつきや、狭い場所での作業の難しさ、データ管理の煩雑さなど、様々な課題があります。
お客様が抱えていた課題
- 狭い場所ではナットランナーが使用できない。
- 複数のトルクレンチを使い分ける必要があり、作業が煩雑。
- 作業者によるトルク値のばらつきが大きく、品質にムラが生じる。
- 電動化が難しいため、トルク管理が未実施の工程が存在する。
当社からのご提案
これらの課題を解決するために、羽根田商会はアトラスコプコ製STRwrenchをご提案致しました。STRwrenchは、生産ラインや検査工程でも使用可能な万能レンチであり、8~1,000Nmまでの幅広いトルク範囲まで対応が可能です。
STRwrenchの特長
- ジャイロスコープ搭載による角度検知: 角度管理が必要な締結作業にも対応。締結角度を正確に測定・記録します。
- 特許取得済みのアルゴリズム: 作業者の熟練度に依存せず、正確な残留トルクを測定。常に安定した締結品質を実現します。
- 幅広いトルク範囲: 8~1,000Nmまで、幅広いトルク範囲に対応。複数のトルクレンチを1本でカバーできます。
- トレーサビリティ機能: 締結結果を自動保存(最大10,000件)。締付け波形も保存可能です。
- 品質管理システムとの連携: アトラスコプコの品質管理システム "QA Supervisor" と完全連携し、データの一元管理を実現します。
【After】
- トルク値のばらつき解消: 特許アルゴリズムにより、作業者に依存しない安定したトルク管理を実現。
- 作業効率の向上: 複数のトルクレンチの持ち替えが不要になり、作業効率が向上。
- トレーサビリティ確保: 締結データの自動保存により、トレーサビリティを確保。品質管理の向上に貢献します。
- 締結不良の防止: ネジ浮き、部品抜け、斜め入り、ネジ山の損傷などの締結不良を防止します。
【実績】
半導体装置メーカー様では、狭い場所での締結作業にSTRwrenchを導入。従来のトルクレンチでは不可能だった箇所のトルク管理を実現し、品質向上に大きく貢献しました。
STRwrenchが解決する課題
- 狭い場所、複雑な形状の締結ポイントでのトルク管理
- 多品種少量生産におけるトルクレンチの管理コスト
- 作業者によるトルク値のばらつき
- 締結データのトレーサビリティ確保
羽根田商会では、STRwrenchのデモンストレーションを実施しております。お客様の現場で実際にSTRwrenchをご体験いただき、その性能をご確認ください。