トレー内製品ピッキングロボット
| 施工対象 | 箱詰め工程 |
|---|---|
| メーカー | FUJI |
| 概要 | 産業ロボットを活用したピッキング工程の自動化 |
内容
完成品や、部品など、様々な製品・工程で「箱詰め」作業を実施されているお客様は多いのではないでしょうか。
箱詰めをする際に、段が変わるタイミングで紙の中敷きを敷いて再度箱詰めを再開するなど、箱詰めにも様々な作業が付帯します。
箱詰めのように定位置から定位置へ製品・紙等を移動させるピッキング作業はロボットで自動化をしやすく、導入ハードルの低い工程となります。
今回は、産業ロボットをトレー内製品ピッキングロボットのご紹介をさせて頂きます。
【使用機器】
ロボット：FUJI製 SmartWing
【作業工程】
①右奥から流れてきた製品を吸着パッドで掴み取る
②樹脂トレーに移送
③左から出てくる紙の中敷きを吸着して製品トレーに重ねる
④再度右奥のコンベアから流れてくる製品を吸着してトレー内の２段目に積む
以降繰り返し
箱詰めをする際に、中敷きを敷くことで製品を安定して多段積みすることが可能です。
また、ロボットで１台で製品・中敷きを共に吸着できるハンドを選定することで作業効率、タクトタイムの向上に繋がります。
自動化を実施する作業工程や、その他仕様によって、最適なロボット・ハンドの組合せは変わります。
お客様毎に適したシステムのご提案を実施させていただきますので、お気軽にご相談ください。