サービス範囲 | 診断→修理→オーバーホール |
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施工対象 | 工作機械 |
施工分類 | 生産性向上、不具合低減 |
内容
従来よりお取引のあるお客様より、工作機械の予防保全のご相談を頂きました。工作機械は当社で注力してサービスを提供している商材ですが、修理・メンテナンスに加えて故障を事前に防ぐ予防保全も重要となります。
【Before】
医療機器部品を製作するお客様より、工作機械が故障する前の予防保全を実施したいとご相談を頂きました。以前より下記の課題を有しており、改善を行いたいとのことでした。
〇課題
・工作機械の突然の故障
→生産がストップしてしまう
・加工精度が急にあがらない
→不良品の製作に繋がり、信用問題につながりかねない
・古い機械の点検や部品交換が負担
→ラインの安定稼働が実施できず、生産スケジュールに影響を与える
工作機械が故障してしまうと、費用がかかるだけではなく、部品入手難による立ち上げスケジュールの目途が立たない場合もございます。
【After】
当社の協力会社様と現地訪問を実施し、実際の工作機械を確認したところ、ワークをクランプする機構にぐらつきが生じており、精度が落ちておりました。また中心からずれてクランプを行っていたため、工具側にも余分な負担がかかり不具合が発生しかねない状況でした。これらの状況を確認し下記の作業を実施させていただきました。
〇実施事項
・ボールバーによる動的精度測定(真円度測定)
→真円度測定を実施することでワーク・クランプ位置のずれを確認
・主軸クランプ測定(引っ張り力の診断)
→工具を適切な力で固定ができているかの確認
・その他測定(静的精度検査、レーザー測定)
→お客様の状況に応じてご提案、対応
当社であれば、国内外問わず様々なメーカーの工作機械の修理・メンテナンス実績がございますので、お客様でお使いの機器に合わせた対応が可能です。
予防保全を実施することで故障のリスクを低減し、生産効率を維持することが可能です。お使いの機器を長く、しっかりと活用いただくために予防保全をご検討ください。