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内容

改善前：before　

　当社と繋がりのある研究所様から電気炉の修理、メンテナンスのご相談を頂きました。導入してから時間が経過している電気炉の昇温が期待通りに行えず、問題点の確認を行ってほしいとのことでした。

一般的に、電気炉の発熱部は炉体と呼ばれており、この炉体は温度をあげる発熱体と保温を行う断熱材の組み合わせで構成されています。通常であれば発熱と保温がうまく作用し、設定された温度まで昇温が行われるのですが、経年劣化などで発熱体や断熱材に不具合が生じると放熱等が発生し、昇温がうまく行えないトラブルが生じてしまいます。

今回もご相談を頂き現地調査を行ったところ、発熱体や断熱材に経年劣化が見られました。特に断熱材はすり減っており、その箇所から放熱が発生し、昇温に悪影響を及ぼしている点も確認できました。

改善後：after

　今回は、お客様がお急ぎでしたので部材が届き次第ご訪問し、部材のカットなどは現地で行い、当日中に修理やメンテナンスまで実施させていただきました。現地調査の際に電気炉の寸法や詳細情報をしっかりと確認しておくことで、おおよそのサイズ感や不具合内容の想定を行い、必要な部材をあらかじめ準備しておきました。その場で必要なサイズの断熱材部分を作成し、組付けを実施。発熱体も新品に交換しております。

作業後に電気炉を作動させ昇温を確認し、お客様が希望される温度へ問題なく上昇していることもご一緒に確認させていただきました。　

　

電気炉など日頃何気なくお使いになっている設備に関して、メンテナンスは実施されておりますでしょうか。

今回は1988年の電気炉の修理、メンテナンスでしたがお客様がお使いの電気炉メーカーでの対応が難しい場面も想定されます。

当社であれば、ご協力会社様と電気炉を納入させていただいている背景もあり修理、メンテナンスに関してもしっかりとしたノウハウがございます。状況によっては今回のようにスピード感を持ったご対応も可能です。

電気炉など、特殊な設備に関しても修理やメンテナンスでお困りごとがございましたら、ぜひ羽根田商会までお声かけください。