各種基板の修理対応:サーボモータ・ドライバー・PLCなど
サービス範囲 | 各種基板の修理対応(見積・修理) |
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施工対象 | 制御機器等の基板修理 |
メーカー | - |
施工分類 | 基板の修理・故障解析 |
修理 | 基板の種類・故障内容によって異なります。 |
業界 | 全般 |
内容
改善前:before
制御機器や電気機器はメーカーの生産期間・アフターサポート期間が終了しても、生産ライン・生産機械で長く稼働していることがあります。しかし、生産・サポート期間が終了しているそれらの制御・電気機器が故障すると、製品寸法や電気使用をそのままにメーカーでの修理・交換が実施できないことがあります。このようなケースでは、お客様のご担当者様から故障した機器を修理して使用したいとの要望をいただきます。
上記のような問題を解決するサービスを羽根田商会では実施しております。
制御機器や電気機器の多くの故障は基板が原因であることが多く、メーカーサポート期間が終わっている場合でも、修理できるケースがあります。修理対応は、新品の製品を購入することと比較してコストも安く済み、使い慣れた製品を使用できる点もメリットになります。
今回、羽根田商会に相談いただいたケースでは多摩川精機株式会社製:エンコーダ 型式:FA-CODER のエラーが発生し、X軸トルク飽和・位置検出異常の症状が出るとのご相談をいただきました。そこで、羽根田商会が修理対応を実施することになりました。
改善後:after
羽根田商会が日頃から制御機器や電気機器の修理を依頼している会社へ故障したエンコーダの修理見積を依頼。お客様の見積金額をご確認いただき、ご発注。
基板の修理会社にエンコーダを正常稼働する状態にしてもらい、新規製品を購入することなく、既存製品での安定的な稼働を実現いたしました。修理の際に作業報告書も提出するので、お客様は故障内容・修理内容も確認できます。
〔 報告書の内容 〕
故障原因は基板部品の劣化が疑われ、部品を交換。今後の対応として定期的な消耗部品の交換や再半田作業等、リフレッシュ処置を行う事を推奨いたします。
今回は電気機器であるエンコーダの修理でしたが、インバーターやサーボアンプなど基板でお困り際にも、羽根田商会へお気軽にご相談ください。
制御機器は工場内に多数あり、羽根田商会では日常的にそれらの基板修理を実施しております。制御機器の基板修理が多い理由として、制御盤内に格納されていることから高温環境下で使用されていることが原因と推測されます。(基板に使われている電解コンデンサは、周囲環境温度が上がれば寿命が短くなる)