津田製作所製 旋盤：MYLERシリーズ 油漏れ修理
| サービス範囲 | 現地調査 ⇒ 見積 ⇒ 引取り ⇒ 修理 ⇒ 据付 ⇒ 精度出し |
|---|---|
| 施工対象 | 工作機械 |
| メーカー | 株式会社津田製作所 |
| 施工分類 | 修理 ： 油漏れ箇所全点部品交換 + 搬入出 |
| 修理 | 1ヶ月 |
| 業界 | 化学 |
内容
改善前：before
長年使用している工作機械、津田製作所製の旋盤：MYLERシリーズにてトラブルが発生したとの連絡を羽根田商会にご連絡をいただきました。
トラブルの症状として油漏れが合計5箇所あるとのこと。現地に訪問して該当旋盤を調べると、主軸フランジ部分や機械側面からの油漏れを確認。これらの油漏れの原因は、オイルシールやOリングの劣化や本来であれば貫通していない箇所が追加工で穴あけした痕がありました。その他では、ベアリングシールの劣化、ハンドル部分のひび割れ、給油配管の曲がりなども確認できました。
そのため、油漏れの修理を行うにあたり、消耗品の交換だけでなく、各パーツのリニューアルも実施することになりました。
改善後：after
今回の津田製作所製の旋盤：MYLERシリーズは、以下の流れで修理を実施し、加工精度を復元いたしました。
【対象箇所分解＋清掃】
１．Oリングの劣化による油漏れ
⇒ Oリング2か所交換/正転。逆転の切替がはいらない不具合については、リミットスイッチの調整にて対応
２．オイルシール・Oリングの劣化による油漏れ
⇒ シール２か所交換・エプロン下面のOリング１か所交換等
３．主軸フランジ部油漏れ
⇒ 通常れあれば貫通してはいけない場所に穴があいており、長いセットボルトを使用して修正
４．駆動ギア部
⇒ ハンドル部２か所ヒビ有⇒新規で製作取付（プラスチック製から鉄製に変更） 試運転確認完了
上記を実施し、各所から油漏れが発生し加工精度が出なくなっていた旋盤の加工精度を復元いたしました。羽根田商会ではお客様の工作機械のオーバーホール・修理を最適に提案いたしますので、加工精度不良等の症状が出た際には、お気軽にご連絡ください。
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