ネジ締め付けロボット自動機
サービス範囲 | ヒアリング(現地調査)⇒仕様作成・確認⇒見積もり⇒設計⇒製作⇒納品 |
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納期 | 受注後3ヵ月 |
業界 | 自動車部品 |
概要 | ロボットによるネジ締め付け工程の自動化と、トルク等のトレーサビリティの構築 |
内容
自動車部品メーカー様の組付工程で、とある製品へのネジ締めが300本以上あり、『 その人的作業による加工工数と加工精度、検査工数を自動化できないか 』と羽根田商会にご相談をいただきました。
羽根田商会の担当が現調・ヒアリングを行い、1ワークに対して300本以上のネジ締め作業を産業用ロボットで自動化する提案を実施。人からロボットによる作業とすることで、ネジの締め付け精度が安定し自動化も実現します。
従来は、ネジ締めの精度検査をネジの浮き具合で確認していたため、検査工数もかかっていました。また、使用しているネジが小径のため、人とロボットの締め付けだけの作業スピードを比較しても、大きな差はありませんでした。(人からロボットへの作業以降は、一般的に人の作業の方が早いことが多い)。
産業用ロボットは、FANUC製:FANUC Robot LR Mate 200iD/7Lを採用。ロボットが持つ締め付け機械は、高い締め付け精度と安定性があり尚且つ軽量のアトラスコプコ製マイクロトルク:QMC21-10-HM4を搭載。このアトラスコプコのロボット用のマイクロトルク制御スクリュードライバは、データの通信等も可能なため、トルク管理などトレーサビリティの点でも、優れた側面もあります。