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サービス範囲 診断 修理
サービスの流れ 現状確認・ヒアリング → お見積提出 → ご発注 → 部品調達 → 修理実施
メーカー ワシノ
対象機 汎用旋盤

内容

旋盤は、回転するワークを工具で削り加工する工作機械ですが、その構造は複雑で、多数の部品が組み合わさって動作しています。 その中で、「ピン」は一見小さな部品ですが、実は旋盤の動作に欠かせない重要な役割を担っています。

例えば、主軸や刃物台を固定する、ギアの回転を伝える、部品の位置決めをするなど、様々な箇所にピンが使用されています。 もしピンが破損したり摩耗したりすると、旋盤の精度や動作に悪影響を及ぼし、最悪の場合は故障や事故に繋がる可能性もあります。

年末年始を挟んだ1ヶ月以内という短納期で、ワシノ機汎用旋盤K19のピン交換修理を完了いたしました。

お客様からは、12月末に「ワシノ機汎用旋盤K19が故障し、稼働停止状態にあるため至急修理してほしい」とのご依頼をいただきました。 実は、この旋盤は8月頃にも別の箇所の修理を承っており、経年劣化による故障が懸念される状態でした。

そこで、今回はピン交換修理に加え、オーバーホールのご提案。 オーバーホールを実施することで、今後予想される故障を未然に防ぎ、機械の寿命を延ばすことができます。

 今回の修理では、年末年始の休暇期間が課題となりました。 部品調達やメーカーとの日程調整に時間を要する可能性があり、お客様の生産ラインへの影響を最小限に抑える必要がありました。

 迅速な対応を心がけ、メーカー様と緊密に連携を取りながら、以下の手順で修理を進めました。

  1. 現状確認・ヒアリング: お客様から故障状況を詳しくヒアリングし、現地で旋盤の状態を細かく確認しました。
  2. 原因究明: 過去の修理履歴や稼働状況を考慮し、故障原因を特定しました。
  3. 部品調達: メーカー様と連携し、必要な部品を迅速に手配しました。
  4. 修理・調整: 部品交換後、動作確認を行い、問題なく稼働することを確認しました。
  5. オーバーホール提案: 今後の安定稼働のために、オーバーホールのメリットと具体的なプランを説明しました。

ピン交換修理により、旋盤は正常に稼働するようになりました。 お客様には、迅速な対応と丁寧な作業にご満足いただけました。

  • 年末年始を挟んだものの、お問い合わせから1ヶ月以内で修理を完了。
  • お客様の生産ラインの停止期間を最小限に抑え、事業への影響を軽減。
  • オーバーホールのご提案により、将来的なトラブル発生リスクを低減。

羽根田商会では、旋盤をはじめとする工作機械の修理・オーバーホールを承っております。 機械の不調や故障でお困りの際は、お気軽にご相談ください。 長年の経験と実績に基づき、ご予算とご希望納期に添えるように対応させていただきます。
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