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内容

改善前：before　
　
　工作機械の切削油に関して羽根田商会から提案した事例をご紹介いたします。
現状は工作機械が稼働している中で、主に下記3点の課題がありました。
①工作機械が動くことで発生する切削液は、オイルパンに溜まると人の手で戻していた点。
②切削液を研磨機に戻す作業を忘れてしまうことがあり、オイル吸着マットを使った掃除が必然的に発生していた点。
③工作機械の稼働状況によって、切削液が溜まる量も一定とは言えないため、適宜、目視確認が必要だった点。
上記の人的な確認・手間を解消する提案として、切削液を回収・循環する製品を複数用意。お客様の現場の状況にあった製品を提案させていただくこととなりました。

改善後：after

　お客様の状況を踏まえて、最終的に日東工器製の「切削液回収ユニット：HK-400」を提案いたしました。このHK-400を採用した理由は、
①空運転でもモーター焼けせず、使用できる点
②メンテナンスがしやすい点
になります。本件の採用目的は製品の機能による工数の削減になるため、機器の耐久性・トラブル防止も加味いたしました。お客様にご説明をして、ご納得をいただき、合計で5台採用いただきました。

また、その他にも当製品のメリットは下記の通りです。
①装置本体はマグネットで設置できるため、研磨機側面に簡単に取り付けることが可能なこと。
②切粉吸引防止のストレーナを同梱していること。
③気液混合吸引が可能なこと。
④エア配管が不要なため、エジェクタからの切り替えで省エネに貢献していること。
⑤電源ボックス防塵防水保護等級はIP65と防水機能付きであること。

工作機械からこぼれた少量の切削液を回収する切削液回収ユニットを導入することで、省人化の実現を検討してみてはいかがでしょうか。
実際に使用するお客様の要望に沿って、提案する羽根田商会をご評価いただいた問題解決事例となっております。